受注から出荷までの「リードタイム」を短縮したい!を叶える方法とは?

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OMSを利用して効率的にEC運営するノウハウ

目次

  1. 受注から出荷までの流れ
  2. アナログ管理とシステム管理の作業内容の比較
  3. まとめ

受注から出荷までの流れ

まず、注文を受けてから出荷までの流れを確認しましょう。

  1. 商品の注文が入る
  2. 受注処理をおこなう(住所チェック・入金確認など)
  3. 在庫を確認する
  4. 商品をピッキングする
  5. 納品書や送り状を発行する
  6. 納品書や送り状を発行する

アナログ管理とシステム管理の作業内容の比較

前章で確認した受注から出荷までの流れをもとに、アナログ管理とシステム管理の作業内容を比較していきましょう。

  1. 商品の注文が入る

    アナログ管理の場合
    住所に不備がないか、入金済みであるかなどを目視で確認する必要があります。受注が増えれば増える程、確認作業に時間を取られてしまいます。
    また、目視での確認のため、見落としや修正ミスが発生する可能性が高くなります。
    システムを導入した場合
    住所不備や未入金の注文など確認が必要な注文のみピックアップし、保留ステータスなどに自動で振り分けしてくれる機能があります。確認作業の手間と時間を大幅に削減が可能です。
  2. 在庫を確認する

    アナログ管理の場合
    注文商品の在庫があるかを確認した後、注文数の分だけ、現在の在庫からマイナスする作業が必要になります。
    在庫数の減算作業が漏れてしまうと、正確な在庫数を把握することが困難になり、欠品による機会損失に繋がる恐れがあります。
    システムを導入した場合
    在庫を管理するシステムを活用すれば、在庫の確認がスムーズに行えるだけでなく、注文時の在庫の減算作業も自動で行えます。そして何より、企業の資産である在庫を正確に管理することができます。
  3. 商品をピッキングする・納品書や送り状を発行する

    アナログ管理の場合
    エクセルなどにまとめた受注データをもとに、ピッキングリスト、納品書や送り状の作成・印刷を行います。それぞれの決められたフォーマットに個別の情報をコピー&ペーストで移していく作業が発生します。
    システムを導入した場合
    システムに受注に関する情報を取り込めるため、手作業で書類を作成する手間が省けます。注文情報を自動で反映させるため、アナログ管理で発生する可能性のあるヒューマンエラーを未然に防ぐことが出来ます。
  4. 商品の梱包・出荷をする

    アナログ管理の場合
    目視で商品を確認する必要があり、商品の入れ間違い、送り状の貼り間違いなど誤出荷する可能性が高くなります。
    システムを導入した場合
    ハンディーターミナルを利用した検品システムで検品を行うことで誤出荷を防ぐことが出来ます。

注文を受けてから出荷するまでの作業の中で、システム導入によって効率化できる箇所が複数あることが分かりました。

まとめ

結論として、”受注後の出荷までのリードタイムを短縮したい!という要望をどう実現する”には、やはりシステムの導入は必須になります。
何度もシステムと総称してきましたが、注文から出荷までの工程で具体的に必要になるシステムは「受注管理システム(OMS)」と「倉庫管理システム(WMS)」になります。

そこでおすすめなのが、OMSとWMSの機能が一体型となった「コマースロボ」というシステムです。
OMSとWMSを別々で導入すると、OMSで受注処理したデータを倉庫側のWMSにデータを送り、取り込む作業が発生します。しかし、コマースロボは一体型のシステムなので倉庫現場に早くデータを渡すことが可能なため、出荷までのリードタイムを短縮できます。

さらに、倉庫作業については、弊社で特許を取得した「バッチグルーピング」機能により、ピッキング作業の効率を最大限に高めることが可能になっています。

コマースロボは受注から出荷までリードタイムを短縮したいという要望に、受注処理作業などの荷主様の面でも、出荷作業を行う倉庫様の面でも効率化が可能なシステムになります。