EC繁忙期の受注処理、どう乗り切る?現場が楽になる効率化のポイント
掲載日:2025/12/12
年末商戦やセール時期になると、受注件数が一気に跳ね上がりますよね。
嬉しい悲鳴…と言いたいところですが、正直なところ処理が追いつかなくて毎日終電、なんて話もよく聞きます。
この記事では、繁忙期の受注処理をどう効率化するか、実務ベースで整理してみます。
1.繁忙期に起こりがちな「現場の悲劇」
EC運営をしていると、繁忙期に以下のような状況が発生しがちです。
- 受注件数が通常の3〜5倍に膨れ上がる
- 出荷遅延でレビュー評価が下がる
- ピッキングミス・誤出荷が増える
- スタッフが疲弊して離職リスクが上がる
経済産業省の調査によると、EC市場は年々拡大しており、2023年のBtoC-EC市場規模は約24.8兆円。伸びている分、繁忙期の負荷も年々重くなっているわけです。
「人を増やせばいい」という声もありますが、短期バイトの採用・教育コストを考えると、そう簡単な話でもないですよね。
2.受注処理の効率化、3つのアプローチ
では、どう対処するか。大きく3つの方向性があります。
1. 受注処理の自動化(RPA活用)
手作業でやっている受注確認・ステータス更新・メール送信などを、RPAで自動化するアプローチです。
たとえば、楽天・Amazon・自社ECなど複数モールを運営している場合、それぞれの管理画面にログインして処理するのは相当な手間。ここをRPAで一括処理できると、作業時間が半分以下になるケースも珍しくありません。
2. OMS・WMSの導入で一元管理
受注管理システム(OMS)と倉庫管理システム(WMS)を導入して、在庫・受注・出荷を一元管理する方法です。
ポイントは、OMSとWMSが連携しているかどうか。別々のシステムを使っていると、結局データの手動連携が必要になって、ボトルネックが残ります。
最近はOMS+WMS一体型のシステムも増えてきていて、システム間の連携工数をゼロにできるのがメリットです。
3. 出荷業務の外注(3PL活用)
物流まるごと外注するパターン。繁忙期だけスポットで使える3PLもあります。
ただし、商品特性やカスタマイズ対応(ギフトラッピングなど)が必要な場合は、外注先の対応力を事前に確認しておく必要があります。
3.実践ポイント:繁忙期「前」にやっておくこと
効率化施策は、繁忙期に入ってからでは間に合いません。以下、事前準備のチェックポイントです。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 2ヶ月前 | システム導入検討・見積もり取得 |
| 1ヶ月前 | テスト運用・オペレーション確定 |
| 2週間前 | スタッフへの周知・マニュアル整備 |
| 直前 | 在庫積み増し・緊急対応フローの確認 |
ありがちな失敗は、「とりあえず繁忙期を乗り切ってから考えよう」と後回しにして、翌年も同じ苦労を繰り返すパターン。心当たりがある方も多いのではないでしょうか。
まとめ
繁忙期の受注処理を楽にするには、以下の3点がポイントです。
- 手作業をRPAで自動化する
- OMS・WMSで情報を一元管理する
- 必要に応じて物流を外注する
いずれも「繁忙期前」に準備しておくのが鉄則です。
なお、コマースロボはRPA内蔵のOMS+WMS一体型システムで、このあたりの効率化をまとめて対応できます。ご興味があれば、資料をご覧ください。